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ロックダウン21日目

 

尊敬する四角大輔さんの著書『モバイルボヘミアン』を読んだ。コロナによって今後の生き方を見直す時間が出来たときにこの本を読めて良かった。遊びと仕事の垣根をなくし、時間や場所にとらわれない生き方をしていきたいと考えている人へのエールと実践的なアドバイスが詰まった一冊だった。この本を読んでロックダウン後にすべきことを整理してみた。

まずは生活の拠点を決めるところから始めようと思っている。理想のライフスタイルがあってこそ仕事も充実すると考えているので、長く住むに当たって夫婦2人にとって居心地の良い場所を探しに出かけるのが今後のTodoListの1つだ。

 

ちなみに『モバイルボヘミアン』は期間限定無料で電子書籍にて購読出来るので、興味ある方はぜひ。

 

 

 

 

では少し時間が空いてしまったが、再びヨガ修行について綴っていく。

今回は、座学、ストレッチクラス、瞑想の3つの修行について。

 

ヨガは、その昔聖者パタンジャリによってアシュタンガ=八支則の教え が説かれた。

これはヨガを志すものにとっての指標となるもので、8つ目の完全瞑想状態(サマーディ)になるには気の遠くなるほどの練習と時間を要する。

 

以下が簡単な概要だ。

 

①ヤマ(Yama)/禁戒 日常生活で行ってはいけない5つの心得

(非暴力&不殺生、嘘をつかない、不盗、禁欲、不貧)

 

②ニヤマ(Niyama)/勘戒 日常生活で実践すべき5つの行い

(清浄、満足&知足、苦行&自制、学習&向上心、信仰)

 

③アーサナ(Asana)/坐法 ヨガポーズの練習

 

④プラーナヤーマ(Pranayama)/呼吸法

 

⑤プラティヤハーラ(Pratyyahara)/感覚の制御

 

⑥ダーラナ(Dharana)/集中、精神統一

⑦ディアナ(Dhyana)/瞑想

⑧サマーディ(Samadhi)/悟り ヨガの最終目標

*⑥〜⑧は瞑想状態の深さの程度になる。

 

ヨガの学びは、上記の8つの教えを深く掘り下げて学ぶ所から始まった。

 

 

<ヨガ哲学・解剖学・ヨガセラピークラス>
それぞれの専門分野の先生が来て講義をしてくれる。全て英語の授業だったので正直100%理解できなかったのが悔やまれる。なんなら解剖学に関しては、理解度50%くらいでノートを取るのに必死だった。
今まで骨格や筋肉、体内の仕組みについて勉強してこなかったので専門用語のオンパレードで常にグーグル翻訳機が相棒だった。

授業後は優しいヨガメイトたちがいつもノートを貸してくれた。彼らの助けがなければ途中でリタイアしていたかもしれない。先生からの問には積極的に答えるも8割は誤回答。間違えることは恥ずかしくないと自分に言い聞かせながら授業に参加していた。

様々な分野から、ヨガが人の人生とどうシンクロしていくのかを知ることができたのは興味深かった。しかし学べば学ぶほど2000年の歴史は海のように深くて、たった200時間学んだところでヨガのインストラクターの資格は取れても、死ぬまで学び続ける終わりがないものだと気づけたことが一番の収穫だったかもしれない。

 

座学の授業風景

 

 

ヨガ解剖学の授業。チャーミングな若手の先生だった

 

<ストレッチクラス>

身体の柔軟性や、筋力アップを目的とした実技授業。

ウォーミングアップでホールの周りをうさぎ飛びで何周かしたのだが、高校の運動部並みにスパルタだなと思った。幸いにも柔軟性だけはあったので、このクラスはとても楽しいものだった。
しかしさらなる上を目指せとでも言わんばかりに、それぞれの生徒の限界ギリギリのところまでの課題をかせられた。かなり手厳しい先生だったなと思う。このクラスが終わる頃には皆汗だくだった。

 

写真からそのスパルタぶりが伝わってくる

 

 

ペアワークが多く楽しかった

 

<呼吸、瞑想クラス>

専門の先生が様々な瞑想、呼吸法を教えてくれた。呼吸があるからこそヨガのポーズに意味があり、瞑想に入る準備が整うと言われるほど呼吸法は重要なものだ。

自分自身を静かに観察しなさい、が先生の口癖だった。

面白い瞑想法もいくつかあった。目を閉じた状態で音楽に合わせてひたすら自由に踊るものや、自分の中から湧き出てくる感情を言葉ではない声にして発散しながら行うものなどバラエティ豊かだった。

しかし大声で言葉にならない声をそれぞれが発散し、目を瞑りながらダンスをし、
瞑想と言えど異様な光景だっただろうなと容易に想像がつく。今となっては良い思い出だ。

 

沢山の呼吸法や瞑想を学んだ中で個人的なおすすめをそれぞれ紹介したい。

☆呼吸法 <カパラバーティ>
息を吐くタイミングでお腹をへこませてリズムよく鼻呼吸を繰り返す。これをやると身体が温まり免疫力向上にも効果的なのだとか。詳しいやり方を知りたい方はぜひYouTubeを見ながらやってみると分かりやすいかと思う。

 

☆瞑想  <寝瞑想>
その名のとおり仰向けになった状態で、目を閉じゆっくり鼻呼吸を繰り返し瞑想をする。自分の3つの好きな言葉を心で唱えながら行うと雑念が浮かんで来ても、またこれを繰り返せば瞑想に入りやすい。もちろん唱えなくても良い。(例えば、愛・平和・幸福など)
これを行うときに寝てはあまり意味がないのだが、私は100%の確率で爆睡していており、目が覚めたときには授業が終わっているということが何度もあった。これは単純にとてもはずかしい。
瞑想に関しては気が遠くなるほどの訓練が必要だと悟った。

 

瞑想の先生。穏やかでユーモアがあって大好きだった。

 

本日はここまで。次回に続く。


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