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待合室に飾られたBABYの写真が愛らしかった

 

 

先日、セカンドミッドワイフとの面談の為、Birthing Centreへ行った。日本で言う助産院だ。

NZでは、妊娠を確定させる為に初回は病院へ行くが、その後問題がなければ産科医が検診をする機会はなく、専属のミッドワイフが産前産後まで担当してくれる。

お産の時のみ、バックアップをしてくれるセカンドミッドワイフとの2人体制なのだそう。

今までの検診は、自分ひとりか友人に付き添ってもらっていたので、夫同伴ははじめてだった。

 

Birthing Centreに到着し、受付を済ませてしばらく待っていると、キャミワンピを着た若い女性が話しかけて来た。まさかな、と思ったが彼女がセカンドミッドワイフだった。

目のやり場に困るほどの露出度高めの服装(めちゃくちゃナイスバディ)に、全身タトゥーのチャーミングな笑顔が特徴の彼女は、とてもフレンドリーで話しやすかった。医療の現場でもここまで露出が許されているとは、この国の自由度の高いワークスタイルがうかがえる。

 

まめの心音を聴かせてくれて、前回の検診よりも頭がしっかり下に降りて来てくれていることが分かり、安心した。

夫も9ヶ月目にしてはじめての心音を聴くことができて嬉しそうだった。

 

今のところ、特に問題がないのでこのまま行けば自宅で水中出産の予定だ。

なぜかと聞かれると、ただ単に興味があるのでやってみたいのだ。

姉が3人目のこどもを自宅の浴槽で出産した経験があり、上の2人よりも陣痛の痛みがかなり軽減されて良かったと話してくれたのもあり、より経験してみたくなった。

セカンドミッドワイフによると、NZでは約70%の妊婦が水中出産を選択するという。

病院、助産院、自宅のどこでも水中出産ができる環境が整っているのだ。

水中を選んだからといって浴槽に入りっぱなしなのではなく、陸で産みたければフリースタイル分娩も可能という妊婦の要望が叶いやすい環境は素晴らしいと思う。

日本では水中出産は全くポピュラーではなくマイノリティだと言うと、彼女はとても驚いていた。

そして特にいつもの検診と変わりなく、世間話も含めて10分程度で終了した。

 

 

最後に、施設内の見学をさせてもらうことができた。

室内はホテルの一室のようで、清潔感もあり、シンプルで広々とした空間で過ごしやすそうだった。

食事も、知人によるとヘルシーでとても美味しいのだそう。水中出産用の浴槽もパートナーが一緒につかっても十分なほどの大きさだった。

 

 

広々とした個室

 

 

 

室内にあるバスタブもなかなかの大きさ

 

 

それでも私が自宅を選んだのは、自分が1番リラックスできる場所で、産後に移動せずにゆっくりできるというメリットがあるからだ。幸いにも夫が約2ヶ月ずっと自宅にいてくれるので、身体も十分に休ませることができるのはありがたい。

 

正期産まで約2週間となった。

 

思うようにジムでトレーニングもできず、すぐに疲れてしまったり、逐一お腹の子の安全を気にしてしまうので、早く産んで身軽になりたい気持ちと、胎動が心地よくまだ見ぬ我が子を愛おしく想い、お腹に少しでも長くいて欲しい気持ちが同じくらいだ。

 

NZは日本に比べて検査もエコーも少ないので、20週以降我が子の様子を確認していないし、推定体重も分からないという(教えてくれるところもある)産まれてくるまでのおたのしみ感がすごい。

これを不安に思うか、自然の成り行きに任せて気楽にいこうと考えるかは当事者に委ねられている。

 

私はもちろん後者なので、楽天的な性格で良かったなと思う。

今出来ることは、ゆったりとした気持ちで担当のミッドワイフを信頼し、我が子を信じるのみだ。

 

 

院内の壁にかけられていた絵がとても可愛かった

 

 

 

おわり

 

 

 

 

 

 


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