1日の中のふとした時に、至福だな、豊かな時間だったなと感じることがある。
日常生活において、どんなときにそう感じるのかを分析してみた。
『至福の時間』
①大好物のホワイトピーチを食後に食べるとき(NZでは今が旬で安く買える)
②お気に入りのカフェで頼むティラミスを食べるとき
③暑い日にはじめて入ったカフェで、美味しいアイスラテを飲めたとき
④ジムで身体を動かしたあとに感じる爽快感
⑤眠りにつく前の夫とのおしゃべり
⑥お風呂あがりに夫からしてもらう足つぼマッサージ
『豊かな時間』
①朝食や夕食を時間を気にせずゆっくりつくる
②友人や家族とのたわいもないたのしい電話
③時間を決めずに、ぼーっとしながら海沿いや山周辺をさんぽ
④カフェで好きな本を読む
⑤友人へのギフト選びや手紙をかく
まず、私の中にある至福の時間とは、人間の三大欲求もしくはそれを満たすための行動が、至福の時間へと繋がっている気がする。食欲は、すきなものをおいしく食べることで満たされ(①②③)、睡眠欲は適度な運動とストレスフリーな生活によって満たされ(④⑥)性欲は、夫婦間の良好な関係と健康的な生活により満たされる(④⑤)
次に豊かな時間とは、時間に追われることなく自分のペースで好きなことを心ゆくまでできることなのだと分かった。
そしてそれらのことが終わった瞬間にとてつもない幸福感につつまれる。
上記の項目は、ひとりで完結できることばかりだが、会話だけはひとりでは成立しない。コロナ禍で友人と会える頻度が減っている世の中で、ZoomやLINE電話の存在がどれほどありがたいか身に染みて感じている。
こんな日常生活を送りながら、たまに外食をし、友人や夫と知らない場所へ遠出をする。
非日常も生きて行く上で欠かせないもののひとつだ。
これらの時間の過ごし方は、多額のお金がかかる事ではない。
既に今の生活に十分満たされている私は、幸福感度というものがわりと高くて、幸せのハードルは低めなのかもしれない。
誰と比べられるものでもないし、目には見えないものなので、あくまでも自分のものさしで話しているだけなのだが、一度整理したこと(ブログにかいたこと)で頭の中がとてもすっきりした。
あとは間もなくやってくるであろう、せわしなくも穏やかな時間を家族で過ごし、実現させたい仕事の環境が帰国後に整えば、何も望むことはないであろう。
、、、と思ったら、まだまだあった。
逢いたい人に会う、煮干し醤油ラーメンが食べたい、美味しい寿司が食べたい、福岡のうどんが食べたい、沖縄の実家でのんびりしたい、バレエの練習を再開したい、家族で日本国内を旅したい。
といった具合に、私はやはり欲深い人間なのだと悟った。
おわり