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タイトルに特に意味はない。

 

今日は、人生で初めてのマウンテンバイクを購入した。

20数年、ママチャリにお世話になりつづけた人生だった。かごにモノが入れられるし、後ろに友達のせられるし(違法)それはそれで青春をともにした相棒であったことに異論はない。

 

高校に入ると、バイト代で買ったというやたらとおしゃれなロードバイクを持っている友人に密かに憧れていた。

それを持っているだけで、センスの良い人という位置づけになっていた気がする。

いつか大人になったらおしゃれバイクに乗りたいと、ミーハーな私は思っていたのである。

 

それから時は経ち、NZにて念願のバイク購入の日がやって来た。

ここ半年はバスか徒歩のみの移動だった。この国で自転車も車もないのは正直、幼児か私くらいだと思う。

 

自宅から徒歩5分のところにある自転車屋さんに行った。自転車には疎いので、元自転車屋さん、元自転車世界一周の夫に付き添ってもらった。入店して1分で目に止まったマウンテンバイクにロックオン。色、デザイン、乗り心地、どれも好みだった。ものの数分で決定したため、夫が自転車を語る隙などみじんもなかった。

 

 

スイス社のScott

 

のちにしっかり機能性を見てもらいお墨付きももらったところで安心して購入。

 

ひさしぶりにモノに対してときめいた。

これからどれくらいの距離をこのバイクとともに走り、どんな景色を見れるのだろうと想像するだけでにやけが止まらない。

これで夫とツーリングができるね、という声も聞こえてきそうだが、夫の自転車はフレームが折れていて使用不可なのである。自転車天国のNZで故障とは残念すぎる。

 

ということで、しばらくひとりで自転車の旅を楽しむことになりそうだ。

 

 

さっそくスーパーまで自転車で行くことに。自転車専用道路が広くて、走りやすい。爽快感しかなかった。

往復10分の距離じゃ走り足りなかった。これから毎日自転車でどこかへ出かけたい。

 

 

スーパーでの買い物を終え、駐輪所に行くと、一組のカップルとすれ違った。

男性は裸足で、靴をはいた彼女と店内に消えて行った。

 

先進国にて裸足でスーパーに行くひとはあまり見かけたことがないのだが、私が気づかないだけで2割くらいの人は裸足だったりして。

 

たまに山登りも裸足の人いるし、裸足の人はみんなナチュラリストという括りで認知することにした。

 

 

 

おわり

 

 

 

 

 


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