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警戒レベル1     6日目

 

 

 

シェアメイトのIちゃんが、ロードトリップに誘ってくれた。

ワカティプ湖沿いを半周して、彼女のお気に入りのトレッキングコースへ連れて行ってくれるという。

今日はファスティングの日なので、飲み物(白湯かティーのみ)だけなのだが、ある程度運動する際にはスムージーを飲むことは許可している。これはオーガニックの人参りんごバナナ、みかんをミキサーにかけたシンプルなものだが甘みと酸味のバランスが丁度良くて飽きずに続けられそうだ。

スムージーをエコボトルに入れていざロードトリップへ。

 

彼女とは出会って1ヶ月ほどだが、気が合うなあと感じていたので2人で出かけられたのが嬉しかった。

もうすぐチェコに帰ってしまうので寂しいが、いつかプラハで再会しようと約束している。

 

今日は気温が低く一段と寒かったが雲一つない快晴で、ドライブにはもってこいの一日だった。

彼女はこれまでひとりで、NZ国内を旅し、数々の美しい絶景に出会っているのだが、中でもこの場所をとくに気に入っていると教えてくれた。有名ではない場所が故、森の中には私たちしかおらず、滝や川の水音、鳥の声を聴きながら自然の中にどっぷり浸かれるプライベートトレッキングのようだった。

ただ平坦な道のコースが続くトレッキングコースよりも、岩を登ったり、急斜面があったりするコースの方がたのしくて好きなのと語る彼女の言ったとおり、看板にはDangerとかかれており、急斜面の道が続いた。

そんな中、いつも支えになってくれるのは森の主のように次々と目の前に現れる大木だ。

それらの木々が持つ枝や根は太くてたくましくて、バランスを崩して落下しそうになる度にそっと力を貸してくれるのだ。

 

NZへ来て、一番良かったことは素晴らしい人との出会いだと語るIちゃんに、あなたが素晴らしい人だからきっと周りにも同じ空気をまとった人が集まってくるからだろうと言った。

しかしそれだけではなく、どこまでも親切で温かいNZの人々に感化され、チェコにいる時よりももっと人に対して寛容に優しくなれたのだと、彼女は語ってくれた。それには私も激しく同意した。

日々の暮らしが心穏やかで、自然とともに生きている(生かされている)と実感でき、周囲の人々がいつも親切で寛容でいてくれるからこそ、受け取ってばかりでなく、同じように誰かに渡したいと思えているのかもしれない。

 

そんなたわいもない会話をしながら、View poinr までゆっくり歩を進めた。

 

高台から眺めるディープブルーのワカティプ湖が、影と光によって2色に分かれていて美しかった。

 

ワカティプ湖

 

 

空と山と森と湖を一望できるスポットはNZ中に点在するが、今この瞬間のこの景色は私たちだけのスペシャルなものだと思うと胸が一杯になった。

昔手相占いをしてもらった時に、手相が薄すぎるのは、人生で感動した経験が不足しているからだと揶揄された記憶がある。しかしNZに来てからは毎日のように感動体験をしているので、手相もある程度濃くなっていると思いたい。

 

 

ロードトリップというだけあって、左右見渡す限りの絶景がどこまでも続いて行く。

途中道に車を止めて景色を愉しめる場所がいくつもあり、何度も車を止めては景色を眺め、Amaizingの繰り返し。

まるで、オーストラリアのGreat ocean road のようだと思った。

彼女も行ったことがあるので、Great Lake Road だねと共感してくれた。

 

セルフィに苦戦する2人

 

 

たった4時間ほどのショートデイトリップだったが、愉しくて良い休日になった。

 

Iちゃんありがとう。

 

 

おわり

 

 

 

 


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