ロードトリップ5日目
今朝は早起きをして7時に宿を出発。
Abeltasman Nationalpark へ向かった。
水平線から顔を出した朝日がそれはそれは美しかった。
今日は昼から仕事が入っていた為、かなりの強行スケジュールとなり、ウォータータクシーで一番短いショートトラック地点まで行き、その後2時間かけて歩いて戻るというプランにした。
しかし、その2時間でさえ10分でも遅れては、仕事に間に合わないという危機感とリスクが隣り合わせで、終始時間を気にして早足で歩いた。
夫が長距離を歩いている姿は珍しい。基本自転車に乗る以外は、室内で静かに過ごすタイプなので、やけにアクティブな姿(ただ私に付き合わされただけ)に感動さえ覚えた。
歩きながら、景色が綺麗だね〜。と話しながら、からあげ早く食べたいなあと、頭の中は昨日のからあげで一杯のようだった。夫もkenjiさんのからあげ戦略にドハマリしたのである。2人なのに、ラージを2つ買おう!と意気込んでいた。
トレッキングコースは、道が舗装されて非常に歩きやすく、森のトンネルが続いた。どれくらい歩きやすかったかと言うと、ハイカットコンバースで走れるくらいだ。
坂が続くと迷わず走って下る。童心に帰れる気がして好きな時間でもあったりする。
夫も私に負けじと猛ダッシュしていた、自転車以外で息をきらすことがあるんだな、というくらい久しぶりの走っている姿だった。
トレッキングがおわり、一目散に唐揚げ屋さんへ。Kenjiさんと話したいのにお客さんがどんどんやってくる。良いことなのだが、途切れないのだ。
他のお客さんにからあげを知っているかと聞くと、分かるけどここのをずっと食べてみたったのよ、やっと来れたわ。と、可愛らしいおばあさんが話してくれた。もうすでに老若男女に愛されているのだから向かうところ敵無しである。
今後もこの唐揚げ屋さんが何年もあり続けることを願うばかりだ。
明日はいよいよ、半年間過ごした南島に別れを告げて、北島へ向かう。
船に乗るので、イルカに会えるかもしれないとわくわくがとまらない。
夫は最終日もからあげを買いたかったなとつぶやいていた。
完全なるkenjiさんのからあげ信者になっていた。
おわり