結婚してから、はじめて一緒に過ごすXmasとなった。昨年は夫はケニアを走っていたので、それぞれで過ごしたのだ。
コロナでなければ、今年も別の国で過ごしていたことを考えると、不思議な気持ちになる。
人生で初めての真夏のXmasが、結婚してはじめてのXmasと重なったことで、きっと忘れられない思い出となるだろう。
別にクリスチャンでもあるまいし、そこまで意識しなくても、、、とも思うが、楽しいイベントなら便乗してたのしめば良いのだ。
23日に、少し早めのXmasディナーに行った。普段はビーサンで出歩いているので、気分を変えてワンピースにヒールという違和感でしかない装いも久しぶりで楽しかった。
2ヶ月前から行ってみたかったレストラン、Fire Laneへ。
お肉料理が売りのイタリアンだった。
失礼な話だが、Mt.Maunganuiはカフェやカジュアルなお店ばかりなので、ここにもこんな素敵な佇まいのお店があったんだ、と見つけた時には驚いた。
家では牛肉を買わない為、夫はひさしぶりの肉厚なアンガスビーフにご満悦の様子。
私は、手打ちのリングイネパスタを注文。トマトとチーズがふんだんに使われていて、オリーブとニンニクの香りが効いた好みの一皿だった。
デザートに注文したクリームブリュレも、糖分が、、、と思いつつ、躊躇せずに注文。
カスタード好きにはたまらないデザートである。デカフェのソイラテとともに最後まで幸せのひととき。
このレストランの何がよかったかというと、雰囲気や料理の味ももちろんだが、トイレが素晴らしくて感動した。
グリーンやグレーの美しいタイルの内装に、高級感のあるハンドソープにハンドクリーム、お手拭きタオルがおしぼりの形に巻かれていて設置してあった。
写真に残しておきたいほど、優美な空間で心底感動した。
トイレの内装やアメニティーに一工夫あるとつい嬉しくなるのは私だけだろうか。お店の評価が爆上がりする。
また何か特別な日に食事したいなと思える素敵なお店だった。
24日は、一日中だらだらと過ごして、さんぽと夕飯をつくるくらいしかしていない。
25日のXmasは、朝から夕食の仕込みをはじめた。
結婚前は、外食か実家で母が美味しいXmasごはんを用意してくれていたので、自分で1から全てをつくるのははじめてだった。親元を離れてから、いかに家族に支えられて生きてきたのかを実感する日々だ。
全ての行程を終えるのに4時間もついやしてしまった。
しかし、前日からイメトレをしたおかげで、イメージ通りのものをつくることができて満足であった。
夫リクエストのチーズケーキをつくったのにも関わらず、メインでおなかがいっぱいになったと、いまだ実食には至っていない。一応妊婦なので、砂糖を使わず、アガベシロップで甘さ控えめのケーキにした。
自分でつくる利点としては、白砂糖の摂取を控えることができ、甘さも好みに調節できるところだ。
今後もケーキやお菓子は自分でなるべくつくろうと思う。
食後、さんぽにでかけた。夫は日中のさんぽは嫌がるが、夜だと誘いにのってくれる。
今日はいつもにも増して一段と夕焼けが美しく、ビーチはXmas気分に浸りながら寄り添うカップルや家族づれでいっぱいだった。
Xmasカラーの服やツリーのようなカタチの木をみつけては、今日はXmasなんだなと、再認識する。
真夏のXmasも良いが、冬のXmasがすきだなと思った。
出産まで4ヶ月となったので、身体の自由が効くうちに行きたいところ、食べたいものの為なら、時間と労力は惜しまないようにしたい。2月にQueens Townへもう一度行きたいと思っているが、お腹の赤ちゃんと要相談である。
余談だが、だれかのSNSで、今年は自分の産まれた西暦に、年齢を足すと、世界中の人が2020になるらしい。という記事を見た。
この計算になるのは次は1000年後らしい。
世界中の人皆がというフレーズが、なんだか平和で良いな、と思った。
おわり