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こちらに来てあっという間に４ヶ月が経とうとしているが、生活は単調で、週１〜２程度のピラテティスレッスンと、仕事、買い物、家事のエンドレスリピート。
時間には余裕があるので、追われることなく料理をつくれることはありがたい。
献立は、前日の夜に食べたいものを考えてつくるようにしている。
我が家は基本１日２食生活で、ブランチ時間に毎日決まった栄養摂取が目的のものを食べ、夕飯は栄養よりも、食べたいものを美味しく食べることを心がけている。
ここ最近のヒットは、バターチキンカレーだ。手間はめちゃくちゃかかるが、自分好みの味にできて満足だった。
数種のスパイスとバターの香りがたまらんです
朝食みたいな夕食
この日は、母直伝のトマト煮込み。器の少なさが際立つ。
こんな風に料理に時間をかけて、一日を終える日ばかりだ。
友人も少ないので夫や職場意外の人と会うのは、月に２度程度だ。
ひとりで過ごす時間が圧倒的に長い。カフェめぐりやさんぽだけでは時間を持て余していた。
そんなある日、無性に楽器を弾きたい欲が湧いて来た。
日本に置いて来た、長いこと眠らせているクラリネットを再び吹きたくてうずうずしている。
帰国したらメンテナンスにだして練習を再開するつもりだ。
こちらで何かできないかと考えて思いついたのがウクレレだった。ギターは一度触ったときに、手が小さいあまりコードが思うようにおさえられずすぐに挫折。ウクレレの優しいソプラノ音も好きだしコンパクトでコードも押さえやすく、持ち運びも楽で、いいことづくしだと思った。
すぐにいくつかの楽器屋に行き、どのウクレレにするか悩み、KALAというメーカーのものにした。
初心者が故、とくに詳しくもないので見た目のデザインで選んだ。
木の色が表と裏で異なるタイプのウクレレ。
夫がXmasプレゼントとして買ってくれた。大切にしようと思う。
さっそくYouTubeを見ながら練習を続けて１週間ほど。
いつかは大好きな洋楽のあれこれを弾きたいと夢見ながら、歌詞がすぐに覚えられるもので、『涙そうそう』と『ロビンソン』を練習中だ。
家のそばにビーチがあるので、ベンチに腰掛けて練習している。
人もほぼいないので、大きな声で歌っても迷惑にならないのがありがたポイントだ。
偶然にも、母や姪っ子もウクレレを練習しているそうだ。沖縄の実家に帰り、みんなで弾ける日が来るのが待ち遠しい。
姪っ子は現在６歳で、先日自ら作詞した曲の弾き語り動画が義姉から送られて来て、かわいさのあまりにやけが止まらなかった。彼女は台湾で産まれたのだが、台湾への熱い想いを韻をうまく踏みながら歌っていた。
ユーモアまで持ち合わせているなんて、叔母はあなたが誇らしいです。
Ukuleleのおかげで、新しい世界を見ることができた。
単調な生活に１色の彩りを、今後もひとつずつ丁寧に足していけると良いなと思う今日この頃だ。
昨日あったミッドワイフ検診では、相変わらず順調のようで一安心。
助産師さんがベビーの心音を聴かせてくれて、一言。
Maybe I think... It's a ○○（性別）!!
どうやら信憑性は云々、心拍数の数値で性別を判断しているようだった。
まだ確定ではないものの、妊娠初期からなんとなくそうなのではないかと思って、名前を考えていたのでちょっぴり嬉しかった。
まあどっちの性別でも良いので、違ったら違ったで面白いではないか。
彼女を信じて次のエコー検診まで愉しみに待とうと思う。
おわり
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