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警戒レベル2         19日目

 

6月1日から1泊2日で、ショートトリップに出かけた。決まったのは前日の夜、シェアメイトが誘ってくれた。

今回もどこの辺りに行くのか、場所や詳細を把握しないまま即答で行くと伝えた。

アウトドア好きなシェアメイトが誘ってくれる所はいつだって楽しいので、絶大な信頼を置いている。こちらは場所を敢えて把握せずに行くので、サプライズのようなわくわくした気持ちをキープしたまま現地にたどり着けるのだ。

 

今回は、泊まりがけということで近場ではないことだけは予測していた。

しかし、クイーンズタウンから500キロ以上も離れた場所に行くとは予想しておらず、ビッグサプライズな旅行となった。

シェアメイトのカメラ仲間であるKさんが車を出してくれて、3人で出発した。

 

Kさんは車で南島の素敵スポットに足しげく通っている為、NZにとても詳しい。そしてシェアメイトのHちゃんは、トレッキング、山のぼりが趣味であり、南島を歩きまくっていて地理に詳しい。無免許、NZ情報に未だ疎い私も何か役に立ちたい、、、

 

2人ともカメラが好きという共通の趣味があるため、普段は景色や人の写真を撮っている。せっかくこの素晴らしいNZにいるのに、自分の写真がきっと圧倒的に少ないであろうと思った私は、写真を撮る人を撮るという役目に徹したかった。2人からお願いされた訳ではないので、ただのおせっかいである。

しかし勝手にこの任務を遂行することに決めたのだった。

 

朝9時半に出発して、昼休憩を兼ねてTekapoへ行った。そこで、日本食料理屋のサーモン丼を堪能。湖畔沿いにある店内からは、ため息がでるほど美しいテカポ湖の絶景が目の前に広がっていた。

 

こちらでは珍しいフリーホット緑茶に感激

 

湖畔沿いにある協会では実際に結婚式もできるらしい。中へ入ることができた。小さくてこじんまりとした協会の窓から見える壮大な湖の景色を前に、愛を誓いあった夫婦は今どこで何をしているんだろう、という無意味な妄想が膨らむ。

 

Tekapo Lake

 

その後ひたすら北上を続け、Castel hillという場所に着いた。着いた時には、日没後であった。

ここは、ナルニア国物語のロケ地として有名な地らしい。(ナルニア観たことがあるがほぼ記憶にない)

 

Castle hill

 

 

巨大な岩が辺り一帯に転がっている岩と好きなだけ戯れるもよし、ただ見つめるのも良しな、ニュージーランドで人気を誇るボルダリングエリアでもあるのだとか。写真好きな2人は早速三脚を準備し、撮影にとりかかる。

 

 

岩と山のコラボ

 

 

なんとここで、彼らが私を撮ってくれるというのだ。写真のモデルには遠く及ばない容姿なのだが、ここはNZの絶景スポットだ。

むしろ一生の記念にお願いします!!!!!!!!と、食い気味で撮っていただいた。ありがたいことに、遠目からの撮影&後ろ姿がほとんどなので、モデルに不向きな私でもリラックスして撮影に望めた。(モデル気取り発言)

 

日が沈むと空の色がめまぐるしく変わり、月と星が顔を出す。言葉にならないくらいの絶景だった。

オリオン座や天の川が見えたらしいが、星のことに無知すぎる私は28歳になった今でもオリオン座がどれだかわからない。

Kさんにオリオン座が分からない人に初めて出会ったと言われた。どんどんバレていく恥ずかしい素性。

 

日没後

 

あとになってオリオン座について調べたのだが、いくらネットの情報に頼ったところで限界があると思った。

 

繰り返し本物を見ながら、あれがオリオン座だよ。という優しい他者からの教えを何回も受けなければ、一生かかっても星座を覚えられないだろうなと思ってしまった。次もまた同じ質問を、何度もするであろう私を許してほしい。

 

スマホで星を撮る難しさを知る

 

 

月の明かりに照らされて

 

三脚と、良い一眼を持っている二人の撮影会は楽しそうだった。私もなんとかスマホの限界に挑戦したいと思い、極寒の中スマホの使ったことがないナイトモードを手探りで使い始めた。

すると出てくる出てくる使ったことのなかった機能たち。

まず、ISOとシャッタースピードを調整できることに気がついた。そして4800万画素だということもこの時まで知らなかった。使いこなせていないにもほどがある。

 

三脚こそなかったが、カメラを持つ手をなるべく動かさないように気をつける。という方法で何度もトライしてみた。

当たり前だが、ほとんどの写真が手ぶれでボツとなった。

スマホの限界はこれだ。的な写真を数枚シェアしておく。

 

写真を撮る人

 

写真を撮る人

 

 

夜のCastle hillもよき

 

 

思う存分、岩と戯れた私たちは、宿へと向かった。

夜の9時からカレー作り開始。私はご飯担当になった。計りがないので、鍋に適当な量の水と適当な火加減で炊くという、米に失礼すぎる態度でつくることになった。これで失敗したら、ルーのみの夕飯となり、テンションもだだ下がりだ。

着火後は祈ることしかできなかったが、40分ほど祈り続けた結果、無事にまあまあ美味しい米が炊けた。

ルーはシェアメイトが我が子のように大事に煮詰めてくれていたおかげで美味しく仕上がった。

みんなお腹が空いていたので、確実に余ると予想していたカレーを完食。2日目のカレーというワードは瞬時に消えた。

 

出先のカレーは最高です

 

こうして1日目が終了した。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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