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先日、オークランドから友人が遊びに来た。

 

普段は仕事と買い物、ジムが主な外出になるのだが、友人が来るともなるとMt.Maunganui登山は外せない恒例行事となりつつある。

 

今回は、朝日を眺めるべく、朝5時半に家を出た。

まだ暗い夜明けの道を鳥のさえずりを聴きながら深呼吸して自転車を走らせた。

朝の空気は澄んでいて心地良い。

登山口に自転車を止め、登り始めた。まだNZの山はいくつかしか登ってないが、おそらくこの山は一番気楽に登れて絶景を望めると思っている。

 

まさにお時間以上景色なのだ。

 

友人もコスパ最高だね、と絶賛していた。

 

朝日は雲がやや多めの空だったが、雲の切れ間から太陽が少し顔をだし、光が海に反射して、美しかった。

 

 

これからの季節は朝登山が涼しくておすすめ

 

 

その後、自宅から徒歩1分のところにあるおすすめカフェ、Eddies and Elspethにて朝食。

ここは、いつでも賑わっていて店員さんも皆気さくで、コーヒーも、食事も美味しいと太鼓判を押している。

 

 

家のそばにあるお気に入りカフェ

 

今回はツナサンドをオーダーしたら、その大きさに驚いた。食パン4枚分の量にツナが溢れんばかりに挟まれている。

味はもちろん美味しかったが、シェアで丁度良さそうだった。

 

想像を遥かに超えてくるビッグサイズのツナサンド

 

その後のプランは特に決まっていなかったので、友人がロトルアまでドライブに連れていってくれた。

Paradise Valley Spring という森林に囲まれた動物園のような場所へ向かった。

 

そこのイチオシスポットは、ライオンが7頭飼育されていることなのだとか。NZは動物園自体が少なく、ライオンが飼育されている場所はほとんどなさそうだ。

世界のライオン人口に置き換えると、0.01%にも満たない数えるほどしかいないということだ。

仮に、ライオン世界中のライオン同士が集まった時に、厳しい世界で生き抜くアフリカのサバンナに生息しているライオンたちは、NZ在住の少数派ライオンを少し羨ましく思うのかもしれない。

平和すぎるこの国のライオンたちはどんな暮らしぶりなのかを覗いてみた。

 

 

NZのライオン

 

 

ちなみにここにいるライオンたちは、オーストラリア出身、サーカス引退後のお疲れぎみのアフリカライオンらしかった。少々バックグラウンドが複雑なようだ。

 

彼らは、柵こそあるものの、十分に走れる広さの草原チックな場所で優雅に暮らしていた。

たまたま食事の時間を見学することができた。

通常の猛獣への餌やりは、トングをつかって柵越しに与えるというのが一般的といえるのだが、こちらの園ではかわいらしいお姉さんが肉の塊を素手で持ちボールのように丸めると、4mほどある高さの柵の向こうにいるライオンめがけて肉を放り投げるのだ。

 

慣れた様子で、それぞれのライオンの目の前に肉を放り投げるお姉さん

 

あまりにも斬新かつ癖のある餌やりに、呆然と立ち尽くしていたら、ライオンたちも毎日このようなスタイルで肉が空から振ってくるので、こ慣れた様子で立ち尽くしていた。

そして、地面に落ちた肉にゆっくり近づき寝そべった状態で優雅に食事を始めた。

 

お姉さんの肉投げのコントロール力に感心せずにはいられなかった。

7頭もいるライオンそれぞれのすぐそばに肉を落とすという技術の習得に、どれくらいの経験を重ねたのかインタビューしておけば良かった。

 

1頭あたり1日2kgの肉を食べるそうなので、お姉さんは14kg分の肉を投げているのだ。

腕筋を鍛えたい人にはぴったりの仕事だと思った。私は腕力には自信がないので、仮にやったとしても柵にぶつかって肉が自分のもとに跳ね返ってくる光景しか目に浮かばなかった。

そんなどうでもいいことを考えながらも、本能を完全に失っているネコ化したライオンを前になんとも言えない気持ちになった。

一度、アフリカの大草原で野生のライオンを見てしまったが故に、施設にいるライオンたちの目が死んでいて気迫がない様子に少し物悲しく思ったりもする。人間に例えると、引きこもりニート生活と同じ条件だ。

しかし、死ぬまでここで空から振ってくる肉を毎日お腹一杯食べれる暮らしは、彼らにとって幸せなのかもしれない。

 

真意はいかに。。。

 

 

 

ここの施設は、他にもNZの鳥たち、河に放流されているニジマス、草食動物を見ることができる。

 

透明度が高い池で優雅に泳ぐマスとカモ

 

 

ブタやヤギ、鹿、アルパカに餌をあげた。最後の方は若干飽きて来てしまい、近くにいたヤギに残っていた餌を全てあげてしまったのが唯一の後悔だった。

 

その直後、目の前に現れたのはワラビーだった。つぶらな瞳でこちらを見つめる彼らにハートを射抜かれてしまい、しばらくそこから動けなかった。ワラビーがいると分かっていたら、ブタやヤギへの餌やりを少量にしていたのに、、、。

 

ワラビーはとてもおとなしかったので、近くにいた幼女が手のひらにのせた餌をあげていたのを横目に、どさくさに紛れてワラビーを撫でることに成功した。毛が短く柔らかくて、まさにふらっふぃ〜〜だった。

餌がない私には用なしだと分かっていたので、手のひらに餌をのせているかのように手を差し出し、ワラビーをおびき寄せるずるい女はこの私だ。

それくらいワラビーの虜になっていた。飼育できるものなら家に連れて帰りたいほどかわいかった。

 

 

餌欲しさに、柵の外に顔を出すワラビー

 

Rotoruaを訪れた際には、Redwoodstreeも良いが、ワラビーとライオンの餌やりを見にぜひParadise valleyへ。

 

 

 

おわり

 

 

 

 

 

 


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