警戒レベル3 14日目
昨日、新しいシェアハウスに越して来たばかりだが、すでに居心地が良く良いスタートをきれたと思う。
シェアハウスは立地や部屋の雰囲気も大事だが、言うまでもなくどんな人たちと共同生活をするかが重要だ。
同居人が家族だと結束力が強すぎて、たまにどうしようもない孤独に苛まれる。
前回はブラジル人6人家族と日本人の私という構成だったが、
今回は個人の集まりで、チリ、ウルグアイ、チェコ、イタリア、日本と多国籍だ。
皆流暢な英語を話すのでとても勉強になるし、たまにテンパると文法ぐちゃぐちゃの英語さえちゃんと聞いてくれる。
そんな今日は午後からシェアメイトと町まで散歩にでかけた。湖沿いのトレイルは空気が澄んでいて気持ちがいい。
まだ終わっていない自粛生活をねぎらうべく、向かったのは町で唯一毎日行列ができていたハンバーガー屋さん。
コロナで不運にも並ばずにすぐ買えるバーガー屋となった。贅沢な寄り道だ。
最後はお気に入りのコーヒーをテイクアウト。今までなんてことのない外出がこんなにも幸せに感じるのは
自粛生活があったからであって、悪いことばかりじゃないなと思う。
今晩はシェアメイトみんなでBBQをした。枝をナイフで削って作った串に、各々好きな食材を刺して焼いた。
夜になるとぐっと気温が下がるが、火を囲みお酒を飲みながらただただピースフルな時間だけが過ぎていった。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去るが、思い出はいつまでも消えずに心の中にしまっておける。
ニュージーランドでの暮らしが、自然とともに生きること、生活を愉しむことの大切さを教えてくれる。
今日も愛おしい日にさようなら。
またあした。