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Queenstown最終日。最後に朝日を見たいと思い、友人を誘ってQueenstoen hillへ向かった。

ここは、アウトドア好きのHちゃんも大好きな場所で、まだここに来たばかりの頃、初めて一緒に登った思い出の地だ。

 

 

朝焼け

 

 

たった40分登るだけで360度の大パノラマの絶景を拝めてしまうスポットなのだ。

あまりにも美しくて、思い切り叫んで泣きたくなった。

 

良い大人なので泣き叫ぶことは理性で押さえた

 

まだ星が空に輝く早朝から、森の中をライトを照らして歩いた。時間の経過とともに、雲一つない空が様々な顔を見せ、グラデーションしていき、朝日がゆっくり昇り始める。

 

早朝だったため、他に人もいなくてこの絶景を2人占めしてしまうことに、ほんの少しの罪悪感抱くほど美しい光景がただ広がっていた。

 

もうしばらくここに来れないと思うととても寂しい。

 

 

だいすきな場所

 

 

2月からの5ヶ月間、Queenstownに住めて幸せだった。最初は、家がなかなか決まらずしばらくバッパー暮らしをしていたり、思うようにやりたいことが進まなかったり大変なこともあったが、この地で出会った人たちのおかげで毎日本当に楽しく充実していた。

 

日本の山にすら登ったことがなかった私が、ベンロモンドに一人で登ったり、友人と様々なトレッキングコースや山登りにでかけることになるなんて半年前ですら想像つかなかった。

 

そして思い描いていたような、湖畔沿いの林の中にあるシェアハウスにて、国際色豊かで個性的なメンバーとの共同生活。

国籍問わず沢山の人の温かさにふれ、優しさに助けられながらの日々でもあった。

もうきっとこんな暮らしをすることはないんだなと思うとたった2ヶ月のあの日々をとても愛おしく思えた。

私が作った日本食(特に味噌汁)をシェアメイトたちが美味しい!!と喜んで食べてくれる時間が何よりも好きだった。

 

 

最終日にイタリア人によるイタリアンパスタをごちそうになる。

 

 

 

 

 

少し古びた居心地の良いシェアハウス

 

 

ここでの最後の晩餐は、1ヶ月ぶりに合流した夫と、Tatsumiへ。

夫と4ヶ月ぶりに合流した時もここで食事をした。2度目にも関わらず、おかみさんは私たちが以前食べたメニューを覚えていてくれていたり、忙しい中でも気にかけながら会話に参加してくれたりと、心地の良いホスピタリティのお手本をまた見せていただいた。食事は言うまでもなく、どれも絶品だった。

お腹が空いていた2人は落ち着いた雰囲気のレストランに似合わず、黙々と完食していった。もっとゆっくり味わえばよかったと後悔するほど食べ終わってしまうのがもったいないくら美味しい。

 

特にデザートの杏仁ブラマンジェが絶品であった。次にクイーンズタウンに行く時にもメニューに残していてほしい。

 

見た目も味もパーフェクト

 

おかみさんの接客をみて思い出す。私も今までゲストの記憶に残る接客、スタッフでありたいと思って接客業を続けてきた。

その気持ちが通じたのか、以前Queenstoenに1週間だけの滞在で北島から来ていたご夫婦に気に入っていただけて、3日連続でお店に来ていただいたことがあった。今でも時々、彼らのことを思い出すほど記憶にしっかりと残っている。

大学生時代から鍛えてもらったレストランの上司先輩たちのおかげで、異国の地でもあの頃と変わらぬ志で頑張ることが出来たように思う。

 

それはさておき、次訪れるときにはおかみさんの好きだというスコーンを持ってまたお邪魔したいと思う。

今回もすてきなおもてなしをありがとうございました。

 

明日から、つかの間の夫との生活が再び始まる。

今回はレンタカーで北上しながら、定住先を決める旅にでかける。

 

 

人生は自分で舵を切り、デザインするからこそ面白い。

東京で生活していた頃は1ヶ月先まで予定がびっしり詰まった慌ただしくも楽しい暮らしをしていた。

それが、今回のコロナにより人生で初めてと言っても過言ではないほど、時間と心にゆとりを持てたのだ。

これをきっかけに、改めて本気で暮らすことへのスイッチが入った。暮らしにフォーカスし、ライフワークは自分の中で生涯をかけてやりたいことを見つけることができた。

異国で暮らしながらも、日本との繋がりを持つ仕事をしたいと願っていた自分にとってはぴったりだと感じている。

これからも私の理想とする暮らしを追求しながら、家族とともに心地よく生きていきたい。

 

まだまだ貪欲にNZの魅力を深堀しながら、ここでの暮らしを愉しんでいきたい。

 

 

今度は観光で遊びに行くよ

 

 

 

 

最後に、Queens town で出会った全ての友人たちへ

 

愛と感謝を込めて

 

ありがとう

 

 

My sweet Oliy

 

 

 

 


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