昨日のことだ。
Jwave東京ラジオ局の担当の方から、取材依頼が来た。
あまりにも突然かつ、このようなことにはこれっぽっちも縁がない私は、一瞬スパムメールかなと思った。
しっかりメールに目を通すと、しっかりとした取材依頼だった。
NZの子育て環境や幼児教育について語って欲しいと言われたのだが、なぜ私なんだろう、としばらく考え込んだあげく何を血迷ったか、母親に電話した。
取材が来たことで軽くパニックな私に、母親はさらっと。
良い機会をもらえてよかったね。がんばりなさいと一言。
すぐに私なんかでよければぜひと、返事をした。
事前取材ということで安心した。きっと担当の方が私が話したことをうまーくまとめてくれて、パーソナリティの方が読んでくれるのだろうと、勝手に想像をして当日を迎えた。
15分ほど話したところで、なかなか語り終わらない私に、もう十分です。収録2本分くらいの情報量ですと、担当の方。
さぞぺちゃくちゃ話したのだろう。取材してくれた方は物腰柔らかな女性だったので、初対面にも関わらず、謎に語りまくる私にとまどったに違いない。
最後に担当のNさんは言った。
明日、放送になります。少し声も使わせていただきますね、と。
声、、、
完全に油断していた。使われないと思って喋っていたので、適当な日本語で(ボキャブラリーも少ない)、言いたい放題だった自分の発言を恥じた。いや、一生懸命話したのだが、あの興奮気味なオカマ声が、早朝のさわやかな時間に流れると思うと恥ずかしすぎる。
声が使われると分かっていたら、軽くボイスコンディションも整えて、いかにもおしとやかな女性の声で話すこともできたのに。誰が聴くかもわからない公共の電波に、素の自分の声が流れるなんて鳥肌ものだ。
まあド素人だし、そもそも専門家でもないので、リスナーの方も寛容に聴いてくれるはずだ。
あの変人女に依頼したのは誰よと、担当のNさんが責められないことを祈るばかりだ。
貴重な機会をくださった、JwaveのNさんありがとうございました。
せっかくなのでちゃっかり宣伝しておこう。
おわり