警戒レベル1 初日
今日から警戒レベルが1になった。とくにこれと言って生活に変化はなさそうだが、新規感染者が2週間以上0という数字はより安心して過ごせるようになるので、今後もしばらくこの状況が続くことを願うのみだ。
7月にはオーストラリアとの国境も開き、よりこの町も賑やかになるだろう。
今日は、シェアメイトとサイクリングにでかけた。自転車大国のNZだが、いまだに購入しておらず、シェアハウスに余っているものを借りて出かけた。
湖沿いの景色に見とれながらしばらく漕いでいくと、眺めの良い場所にあるカフェに着いた。
そこでコーヒー休憩をしながら、ここでの暮らしについてあれこれ話した。
NZに来てから、暮らすこと、心地いい時間を過ごすこと、人生を楽しむことを大切にできるようになった。
こちらではどんなに仕事ができても、暮らしを疎かにしたり、家事ができない人は評価されないと聞いたことがある。
人生で大切なことは何か。人によって考え方価値観はそれぞれだ。
ひとは誰しも幸せになるために生まれ、幸せに生きるために存在していると思う。
自分にとっての幸せな生き方は何かを、NZでの暮らしが教えてくれた。
私はずっと前から、穏やかで自然がそばにある暮らしを望んでいたのかもしれない。
雪化粧の山や、夕焼けに照らされた山、静かな湖、どこを切り取っても絵になる。
NZは観光地というより暮らすに最適な場所と言えるのかもしれない。短期滞在よりも長期滞在をおすすめする。
ゆっくり時間をかけてニュージーランドの魅力を味わうと、よりこの国が好きになるであろう。
現に5ヶ月間の滞在で未だに飽きず、日に日にこの国が好きになる。NZ大好きのアップデートが止まらない。
自転車で走っていると、すれ違う人は皆笑顔だし、挨拶から立ち話になることも少なくない。
こんななんでもない日常が幸せだ。
きっと他にも好きになれる町があるのだろうなと思うと、これからの国内旅が愉しみで仕方ない。
ひとまず、自転車を買って行動範囲を広げたい。
いつも私を美しい場所へ案内してくれる友人のおかげで、ひとりでは見ることのできない絶景に出会えている。
そんな彼女に、感謝のきもちを伝えるために私にできることは、料理をつくって食べてもらうことくらいかと思っている。(彼女も料理上手だが)
それぞれが得意分野を発揮し合い、支え合える世の中になれば、きっと心地よい繋がりの中で生活できそうだ。
苦手を克服して一人でなんでもできるようになることも素晴らしいが、
お互いの得意分野をシェアしながら生きるって素晴らしい。
おわり